「人生で一番高い買い物」と言われるマイホーム。その夢を叶えるために欠かせないのが住宅ローンです。
しかし、最近のゼロ金利解除のニュースに「変動金利にしているけど大丈夫？」「固定金利にしておけば良かった…」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
「住宅ローン選びで後悔したくない」
その気持ち、よく分かります。
実は、住宅ローンの知識は、家づくりの成功を左右する重要な鍵。専門家でも意外と知らないような「新常識」を知るだけで、将来の安心感が大きく変わります。
今回は、住宅ローンのプロであるウィズダム建築設計の堀川の知見をもとに、今知っておくべき「後悔しないための5つの新常識」をお伝えします。
- 目次
- １．ゼロ金利解除後も「変動金利」が有利？プロが語るその理由
２． 「繰り上げ返済」はしない方がいいって本当？
３．返済期間は「長く」するべき？
４．ボーナス返済は「入れない」が正解
５．後悔しないための「たった一つのポイント」
６．住宅ローンの不安、私たちと一緒に解決しませんか？
１．ゼロ金利解除後も「変動金利」が有利？プロが語るその理由
金利が上がるニュースばかり耳にするけれど、専門家が今もなお推奨するのは「変動金利」です。
なぜなら、借り入れ時の金利が圧倒的に低いから。固定金利が1.9%前後であるのに対し、変動金利は0.7%〜1.0%程度で借りられる可能性が高いのです。
「でも、将来金利が上がったら…？」
堀川によると、金利は急激に上がるのではなく、「段階的に上がっていく」と考えられています。
仮に金利が2%になったとしても、それは借り入れから10年〜20年後という可能性が高く、その頃には元金が大幅に減っています。
元金が減った状態で金利が上がっても、借り入れ時の元金に一定の金利がかかり続ける固定金利より、結果的に総返済額が安くなるケースが多いのです。
【新常識1】
変動金利で月々の支払いを抑え、浮いたお金を「資産運用」に回す。これが賢い選択です。
２． 「繰り上げ返済」はしない方がいいって本当？
「少しでも早くローンを返したい」と考える方は多いはず。しかし、堀川は「繰り上げ返済はしない」と断言します。
意外に聞こえますよね？それには明確な理由があります。
繰り上げ返済をしない理由
①住宅ローン控除が減るリスク
住宅ローン控除はローンの残高に対して適用されます。繰り上げ返済をすると残高が減り、控除額も減ってしまうため、損をする可能性があります。
②団信（団体信用生命保険）のメリット
住宅ローンには、契約者に万が一のことがあった場合、ローン残高がゼロになる保険が付帯しています。繰り上げ返済に回すお金は、万が一のときに残された家族の生活を守る「流動資産（貯金）」として手元に残しておくべきなのです。
【新常識2】
繰り上げ返済をするお金は、団信という「保険」と考え、手元に置いておく。
３．返済期間は「長く」するべき？
「早く返し終わった方が安心」という気持ちから、返済期間を短く設定しようとしていませんか？
しかし、堀川は「条件付けで長くするべき」と提案します。
月々の返済額を抑えることで、家計に余裕が生まれます。子どもが小さいうちは教育費を優先し、子育てが終わったら繰り上げ返済を検討するなど、ライフイベントに合わせた柔軟な返済計画が可能になります。
【新常識3】
返済期間を長く設定し、無理のない「ゆとりある家計」を作る。
４．ボーナス返済は「入れない」が正解
「ボーナスは安定しているから…」と安易にボーナス払いを設定するのは危険です。
【新常識4】
ボーナスは会社の業績や個人の評価に左右される不安定な収入源。最初からボーナス払いを組み込まないことで、万が一の収入減にも耐えられる計画になります。
５．後悔しないための「たった一つのポイント」
営業担当者の言うままに「ぬるっと契約」してしまうと、「もっと良い選択肢があったのでは…」と後悔することになります。
ペアローンや連帯債務など、専門的な知識が必要な住宅ローンは、一人で悩まずにプロに相談することが何よりも大切です。
【新常識5】
住宅ローン選びは、家づくりのプロである建築会社に相談する。
なぜなら、建築会社は家づくりのプロであると同時に、数々の施主様のローンをサポートしてきた経験から、一人ひとりの状況に合わせた最適なプランを提案できるからです。
６．住宅ローンの不安、私たちと一緒に解決しませんか？
「本当にこのローンでいいの？」「頭金はいくら必要？」
そんな疑問や不安を抱えたまま、家づくりを進めるのはやめましょう。ウィズダム建築設計では、お客様のライフプランを丁寧にヒアリングし、後悔しない住宅ローン選びをサポートしています。
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