全国で注文住宅をご検討の皆様こんにちは!
今日は埼玉県で建築した、約32坪の半平屋の注文住宅をご紹介します。
今回ご紹介するお宅は、ウィズダム建築設計の埼玉店で建築いたしました!
実際に建築に携わったインテリアコーディネーターの新井がポイントを紹介させていただきます。

新井ってどんな人?

ウィズダム建築設計埼玉スタジオで
インテリアコーディネーターを担う、女性ならではの視点と柔らかな物腰でお施主様に大人気!

施工実績はこちらから
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今回ご紹介するお家は、スタイリッシュなブラックを基調としたデザイン、空間の繋がりを生むリビングからのオープン階段、そして間接照明と組み合わせた下がり天井が特に印象的な住まいです。
注文住宅をご検討されている皆様にとって、家づくりのヒントとなるようなこだわりや工夫がたくさん詰まっておりますので、ぜひご覧ください!

また、実際のお家をルームツアーしていますので、詳細な情報やイメージをご覧になりたい方は以下の動画をご視聴よろしくお願いします!

今回のお家の見どころは、①外観 ②細部のこだわり に分けてご紹介させていただきます。

目次
1. 外観のポイント

2. 内観のポイント

3. まとめ

1. 外観ポイント

まずは、外観/Facadeです!
なんといってもこの「ブラックを基調とした洗練された外観デザイン」には圧巻ですね。

【外壁】
埼玉スタジオの標準仕様でもあるALCパワーボードを採用しました。
一般的なサイディングと比べて厚みが37mmと非常に厚く、
夏の暑さはもちろん、火災にも強い特性を持つお勧めの外壁材です。
使用されているブラック色の品番は「KG560番」になります。
グランロックという石目調のデザインが、近くで見ると黒と白のコントラストを生み出し、高級感を演出しています。

【玄関ドア
次に、目を引くのが玄関ドア。目調のデザインを取り入れることで、ブラックの外壁との相性を高めました。
こちらは、YKK APの「ヴェナート D30」という商品になり、マキアートパインという節のあるデザインが特徴です。

また、軒天の一部にも玄関と同様に
木目調のデザインを取り入れました。
DAIKENの「ダイライトハットジョイナー」トープグレー色は、ブラックと落ち着いたグレーの色合いが調和し、とてもかっこいいデザインとなっています。

【エクステリア】
そして、車を守る大事な役目のカーポートには、シンプルでかっこいいデザインが人気のLIXILの「SC」を採用しております。
お家のデザインに合わせて、シルバーの屋根に黒い柱を選んでいます。
特に注目したいのは、屋根を支える梁の延長を採用している点です。これにより、車の出入りが非常に楽になり、柱に車をぶつける心配を軽減する工夫がされています。

駐車場と玄関をつなぐアプローチにはタイルを使用して平らにするだけでなく、ダウンライトを設置することで、夜間も足元が明るく安心して歩けるよう配慮しております。

庭には人工芝をひきました。「お手入れを楽にしたい」「一年中緑の芝を楽しみたい」という方にお勧めです!

2. 内観ポイント

続きまして、内観細部のこだわりのポイントになります。

【玄関】
室内へ入ると、まず目に留まるのは玄関のニッチです。一般的な縦長や横長のニッチとは異なり、L字型というユニークな形になっています。テレビ配線の関係で長さを取れなかったのですが、このお家ならではの作りになっていてとっても素敵ですね!
奥に照明が仕込まれているため、より可愛らしい空間を演出しています。

【シューズインクローク/SIC】
玄関横に1.5畳分のシューズインクローゼットを確保しています。
ベビーカーをそのまま置けるスペースや、靴を脱いだ状態でコートを着られるようにパイプスペースを設けています。お気に入りの靴は手前に置けるように、床スペースも確保しました。
また、天井に下がり壁が作ることでロールスクリーンの上部を隠すことができました!

【廊下】
通常の住宅より広い約1.2mの有効幅を確保しています。
両手に荷物を持っていたり、お子様を抱っこしていても、ドアの開け閉めや通行が余裕を持ってできる広さになります。

【寝室】
落ち着いた大人の雰囲気の空間にするために、床材には、埼玉スタジオの標準仕様でもあるアカシアのブラウン色の無垢床、そしてこの濃い色に合わせて壁の一面にグレーのアクセントクロスを採用しました。
ニッチの中や天井にも、床やアクセントクロスに合わせた木目調のクロスを採用しています。

【トイレ】
1帖の空間ですが、扉をナチュラルな木目調にするなど、雰囲気づくりにこだわっています。
正面の壁には、奥と右側の壁、天井よりも濃い色のクロスを使用し、空間に奥行きと変化をつけました。
照明にもこだわり、濃淡のある壁を照らすことでかっこいい雰囲気を演出。
携帯や消臭剤、ディフューザーなどを置くスペースとしてカウンターを設置しました。
トイレットペーパー収納は設けていますが、すぐに取り出せるように2個置けるスペースや、女性用のサニタリースペースも小さいカウンターの下に実は確保しています!

洗面脱衣室・浴室】
洗面所と脱衣室をつなげて約4畳の広いスペースです。
洗面台はTOTOの「オクターブ」、手をかざすと自動で水が出る水栓になっており、水栓周りが汚れにくく、水栓自体も上部に付いているため、掃除も楽です。
洗面台の隣には奥様専用のドレッサーも設置されており、洗面カウンターと同じ高さで統一感があります。
参照:https://jp.toto.com/products/groom/octave/
そして何よりもポイントが、脱衣室の棚と洗面カウンターとの間に隙間を設けたことです。浴室のロールスクリーンが閉まるようにスペースを空けて設置しました。大空間として使いつつ、空間を簡単に分けることができるというのはとても画期的ですね!
さらに!浴室前には小さい棚を設けることで、風呂上がりにすぐにタオルが取れるほか、脱いだ服を入れるスペースとしても使えます。
浴室は1坪タイプのタカラスタンダード「リラクシア」。前面にアッシュデザインのアクセントパネルを取り入れることで、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
参照:https://www.takara-standard.co.jp/product/homebuilder/relaxia/

【LDK収納
間取り検討段階で仏壇を置く予定があると伺っておりましたため、その大きさに合わせた空間を設けました!少し凹んだ空間になりますので、仏壇が飛び出て通路の邪魔になることもありません。
その隣にはお子様のおもちゃ、奥様の書類、掃除用品などを収納できるスペースがあり、無駄なく空間を活用しています。上部にはWi-Fiルーター用のコンセントを設け、普段使わない場所を有効活用できるようになりました。

【キッチン】
キッチンはブラックで統一しました。リビングからも見える天板部分や、カップボードも全てブラックにすることで空間全体の統一感を高めています。そして、カップボードに連続した位置にウィズダムグループならではの松尾式の床下エアコンが設置しているのですが、その格子もカップボードに合わせてブラックに塗装しています。
ブラックと合わせるように、シンクはステンレス、グースネック水栓はシルバーで合わせました。
腰壁は、低めに設定することで、キッチンからの視界が抜け、解放感を出しています。

【スタディスペース】
ダイニングスペースの隣には、造作のスタディスペースを設けました。
ダイニングテーブルが真後ろにあるため、椅子を180度回転させるだけで、ダイニングチェアを利用して勉強や作業ができる便利な空間です。
ダイニングテーブルとチェアはオーク材の本物の木製で、見た目も手触りもかっこいい仕上がりです。

【ダイニング】
リビングの大きな窓も特徴です。外には今後植栽が植えられる予定で、食事をしながら緑を楽しめる最高のスペースになるでしょう。大きな窓からは日中、照明をつけなくても十分な明かりが入り込みます。
新井自身もお気に入りの場所です。

【下がり天井】
リビングの天井には、間接照明を生かすための下がり天井が設けています。
ここには、外の軒天と同じDAIKENの内装用「グラビオハットジョイナー」を使用しました。色も外と同じトープグレーです。下がり天井は窓の高さに合わせることで、外の軒天と繋がっているように見え、内と外の一体感が生まれてリビング空間がより広く感じられます。
参照:https://www.daiken.jp/product/DispDetail.do?volumeName=00001&itemID=t000100002406

【オープン階段】
リビングからのオープン階段は、このお家のこだわりポイントの一つです。空間を広く見せる効果があり、デザイン性も高い人気の仕様です。
階段の黒い部分はアイアンに見えますが、実は木の素材でできています。踏面は床材に合わせた色にすることで、アイアン風の木の素材がより際立つように工夫しています。
手すりには本物のアイアンを使用しており、ブラックで統一されています。手すりだけでは不安という声にも応え、奥側にも手すりを取り付けています。

【二階ホール】
2階に上がってすぐのホールは物干しスペースとして活用されています。1階にも物干しスペースがありますが、ここは2階で最も日当たりが良い場所であり、シーツなどの大きいものも外ではなく中に干すことができるので、雨の日でも洗濯物の乾き具合を気にする必要がありません。

【2階トイレ】
2階にもトイレが設置しているため、お子様が夜中にトイレに行きたくなった際にも1階まで降りる必要がありません。トイレの隣にはミラタップの「レッタンゴロ洗面」というシンプルでかっこいい洗面台を設置しています。下部にタオル掛けが付いている商品です。
参照:https://www.miratap.co.jp/shop/series/S0862/?srsltid=AfmBOoqvcBtD24px1JZ8wlsgaPtngC60ZXsulbZp5C1rEgK9Q7BjJfiq
将来的に好みの鏡を取り付けられるよう、壁にはしっかりと下地補強がされています。下地補強は住んでから行うのが難しいため、事前に設計担当者とよく話し合うことが重要です。

3. まとめ

今回の事例は、ブラックを基調としたデザイン半平屋ならではの暮らしやすさを両立した注文住宅です。特に、リビングのオープン階段間接照明を取り入れた下がり天井は、空間を広く見せるだけでなく、デザイン性の高いアクセントとなっています。各所に散りばめられた収納や、幅広の廊下、スタディスペースなど、実用性と快適性を高める工夫も満載です。

「注文住宅」で、デザインにも機能性にもこだわりたいとお考えの方に、ぜひ参考にしていただきたい一例になります!

ウィズダム建築設計では、今回ご紹介したようなデザイン住宅をはじめ、お客様のご要望に合わせた様々な注文住宅を建築しています。
今後も家づくりの一工夫について、どんどん発信していきますので、家づくりに関するご相談や、見学会などのイベント情報にご興味がある方は、HPの問い合わせフォームやLINE公式アカウントからお気軽にご連絡ください!

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