
マイホームを建てる時、多くの人がこだわり、そして悩む場所。それが「キッチン」です。
「もっと収納があれば…」
「作業スペースが狭くて使いにくい…」
「リビングとのデザインがしっくりこない…」
家づくりを終えた方から、そんな後悔の声を耳にすることも少なくありません。毎日使う場所だからこそ、キッチン選びは絶対に失敗したくないですよね。
「でも、理想を追求するとオーダーキッチンになるけど、高額で手が出ない…」
そんな風に思っていませんか?
もし、デザインも使い勝手も妥協しないオーダーキッチンが、65万円から手に入るとしたらどうでしょう?
この記事では、「失敗しない家づくり」を掲げる私たちウィズダム建築設計が、オーダーキッチンのプロであるノッキ株式会社の奥野様から伺った「後悔しないキッチン選びの3つの黄金ルール」をご紹介します。
この記事を読み終える頃には、あなたにとって本当に必要なキッチンの姿がクリアになり、賢い選択ができるようになっているはずです。
常識を覆すオーダーキッチン「KoTTa」との出会い

先日、私たちは福井県にあるオーダーキッチンメーカー、ノッキ株式会社のショールームを訪れました。
「失敗しない家づくり」を追求する私たちウィズダム建築設計と、「キッチン選びで失敗してほしくない」という強い想いを持つノッキ。互いの理念が共鳴し、今回のコラボレーションが実現しました。
ショールームで私たちが最も衝撃を受けたのが、65万円という価格で提供されているオーダーキッチです。
「オーダーキッチンは数百万円」というイメージが覆される価格ですが、その魅力は価格だけではありません。
コンセプトは「引き算の美学」
火(コンロ)・水(シンク)・調理台、そしてダイニングにもなる美しいロシアンバーチの天板。本当に必要な機能だけを凝縮した、無駄のないシンプルなデザインです。
現代の暮らしにフィット
横幅がコンパクトなため、LDKを広く見せたい、ダイニングテーブルと横並びにしたい、といった現代のトレンドにも柔軟に対応できます。
もちろん、カスタマイズは自由自在
オーダーキッチンなので、天板の素材や長さ、シンクの位置、高さなど、あなたの理想に合わせて細かく調整が可能です。不要なものを削ぎ落とすことで、コストを抑えながら理想を形にできるのです。
システムキッチンのように決まった形から選ぶのではなく、自分の暮らしに合わせて創り上げていく。これこそが、オーダーキッチンの最大の魅力と言えるでしょう。
プロが断言!後悔しないキッチン選び「3つの黄金ルール」
それでは、ノッキの奥野様が語る、後悔しないための具体的な3つのポイントを見ていきましょう。これは、どんなキッチンを選ぶ上でも非常に重要な考え方です。
ルール1:毎日の使いやすさを決める「ワークトライアングル」

「ワークトライアングル」という言葉を聞いたことがありますか?これは、キッチンでの主な作業場所である**「冷蔵庫」「シンク」「コンロ」**の3点を結んだ三角形のこと。この動線が、キッチンの使いやすさを大きく左右します。
使いやすいワークトライアングルの黄金比は、3辺の合計が360cm〜660cmとされています。
・冷蔵庫 ⇔ シンク:120cm 〜 210cm
・シンク ⇔ コンロ:120cm 〜 180cm
・コンロ ⇔ 冷蔵庫:120cm 〜 270cm
この、それぞれの立ち位置を結んだ三角形が狭すぎると、食材や調理器具を置くスペースがなくなり、作業が窮屈になります。逆に広すぎると、あちこち移動する距離が長くなり、無駄な動きが増えて疲れてしまいます。
動線配慮のワンポイント
・冷蔵庫の位置
家族が飲み物を取りに来る際、調理中の人とぶつからないよう、LDKの入り口付近に置くと動線がスムーズになります。
・ゴミ箱の位置
野菜の皮をむいたり、食材のパックを捨てたり。シンクのすぐそばにゴミ箱を配置すると、一連の作業がストレスなく行えます。
・食洗機の位置
海外製の予洗い不要な食洗機なら、シンクから離れた場所でもOK。かがまずに出し入れできる高さに設置し、すぐ後ろに食器棚を配置すれば、「洗う→乾かす→しまう」の動線が最短で完結します。
ルール2:キッチンは「設備」ではなく「最高のインテリア」と考える
あなたは1日のうち、キッチンで作業する時間がどれくらいか考えたことはありますか?平均すると約2時間と言われています。
では、残りの22時間は?

そう、キッチンは「使っていない時間」の方が圧倒的に長いのです。その22時間、キッチンはLDK空間にたたずむ「インテリア」としての役割を担っています。
機能性や作業効率はもちろん大切です。しかし、それと同じくらい「見ていて心地よいか」「空間に調和しているか」というデザイン性の視点を持つことが、理想の暮らしを実現する鍵となります。
例えば、ノッキのショールームで紹介されていたのが、使わない時は天板の中に隠れるタイプのレンジフード。キッチンの目の前に大きな窓を設けて、庭で遊ぶ子どもの姿を見ながら料理をしたい…そんな希望があっても、一般的なレンジフードでは視界が遮られてしまいます。
オーダーキッチンなら、そんな希望を叶えるための特別な選択肢があるのです。キッチンを「調理設備」としてだけでなく、「暮らしを彩るインテリア」として捉え直すことで、あなたの家づくりはもっと豊かになります。
ルール3:成功の鍵は「キッチン企画会社と住宅会社の連携」
デザインも動線も完璧なプランができたとしても、それだけでは理想のキッチンは完成しません。オーダーキッチンを成功させるために、最も重要と言っても過言ではないのが、私たちのような住宅会社と、ノッキのようなキッチン企画会社との密な連携です。
連携が不十分だと、
「現場に着いたら、配管や配線の穴が開いていなかった…」
「必要な部材が期日までに届かず、工事がストップしてしまった…」
「図面上は完璧だったのに、ミリ単位のズレでキッチンが収まらない…」
といった、悪夢のようなトラブルに繋がりかねません。実際に、こうした問題は多くの現場で起こっています。
私たちウィズダム建築設計は、お客様の理想を正確に形にするため、専門のパートナー企業と着工前から詳細な打ち合わせを重ね、図面や情報を密に共有する体制を整えています。
ノッキのようなプロフェッショナル集団とタッグを組むことで、お客様はデザインや仕様の検討に集中でき、私たちは施工をスムーズに進めることができるのです。安心して理想のキッチンづくりをお任せください。
まとめ:後悔しないキッチン選びは、信頼できるパートナー選びから
後悔しないキッチン選びのための3つの黄金ルール、いかがでしたか?
1⃣ワークトライアングルで、無駄のないスムーズな動線を設計する。
2⃣キッチンをインテリアとして捉え、空間全体のデザインを考える。
3⃣専門家と住宅会社のスムーズな連携を確保する。
理想のキッチンとは、ただ高価な設備を入れることではありません。あなたの暮らしに寄り添い、日々の生活を豊かにしてくれる「パートナー」のような存在です。
そして、そんなキッチンを実現するためには、お客様の想いを深く理解し、専門家としっかり連携して形にしてくれる、信頼できる住宅会社の存在が不可欠です。
私たちウィズダム建築設計は、「失敗しない家づくり」をモットーに、お客様一人ひとりの理想の暮らしに真摯に向き合います。
【この記事を読んでくださった方への限定特典】
今回、特別なご縁をいただいたノッキ株式会社様のご厚意により、ウィズダム建築設計経由でノッキのキッチンをご契約いただいたお客様に、機器に合わせた特別なオプションセットをプレゼントさせていただくことになりました!
「私たちの暮らしには、どんなキッチンが合うんだろう?」
「オーダーキッチンのことを、もっと詳しく知りたい」
そう感じたら、ぜひ一度、私たちにお話をお聞かせください。家づくりのプロとして、最高のキッチン、そして最高の住まいづくりをサポートさせていただきます。