- 目次
- 1.創業からの6年間:苦難を乗り越え奇跡の成長へ
2.常に苦難を抱えた状態での成長
3.ブランド名変更に込めた思いと「感動を見つける」企業理念
4.「想定外」を生み出すデザイン力への挑戦
5.新たな旅立ちへ
※この発表は2024年8月にされたものです。
この度、私たちWITHDOM Groupは、住宅事業ブランドである「ウィズホーム」の名称を「WITHDOM建築設計」へと変更し、新たなスタートを切ることとなりましたので、ここにご報告申し上げます。
このブランド名変更には、これまでの6年間の歴史で培った経験と、お客様と共に「感動を見つける」という揺るぎない企業理念を、さらに深く追求していくという私たちの強い決意が込められています。
\詳しくは下記の動画をご覧ください/
1.創業からの6年間:苦難を乗り越え奇跡の成長へ

WITHDOM Groupは創業から6年を迎えました。
この6年間は、決して順風満帆な道のりではありませんでした。むしろ、「苦難の歴史」であったと言えます。特に私たちを悩ませたのは資金繰りの厳しさでした。
創業前に8年間かけてコツコツと貯めた約1,000万円の資金は、創業わずか半年で底をつき、口座残高が1万円を切るという極限状態に追い詰められました。
当初は楽観的に考えていた資金難は、なんと5年間も続くことになります。
しかし、私自身(代表取締役の南郷)は、厳しい状況の中でも「楽しい毎日」を送ることができていました。それは、幼い頃からの夢であった経営者になることを実現できたからです。
この苦難の中で、私はこれまでの人生で2度、涙を流す経験をしました。
1度目は、創業半年で口座残高が1万円になった時です。頭に浮かんだのは「倒産」の二文字でした。
私自身の話だけだと倒産は構わないと思っていましたが、大企業を辞め、安定した生活を捨てて私を信じてついてきてくれた4人の仲間とその家族の顔が浮かびました。
彼らの人生を台無しにしてしまうのではないか。まるで、企業という海へ出る前の「港」で船が沈没してしまうのではないか、そんな苦しい思いでした。
2度目は、創業から3年ほど経った頃です。
資金繰りは依然として厳しく、協力業者様への支払いが遅れてしまう状況が常にありました。
社員に聞かれないよう、こっそりと支払い遅延のお電話をする日々でした。そんな時、ある協力会社の社長様からいただいた一言が、私の心を大きく揺さぶりました。
「大丈夫ですよ。社長にね、自分は着いていくって決めているから。支払いはもう1ヶ月先でも2ヶ月先でもいいんで、もう大丈夫だから心配しないで。何でも何かあったら言ってください。」
その言葉を聞いた時、涙が止まりませんでした。
本当に良い業者様に出会えたことに、心から感謝した瞬間でした。
2.常に苦難を抱えた状態での成長

このような苦難を乗り越えながらも、WITHDOM Groupは成長を続けてまいりました。
グラフが示す通り、第6期には完工棟数98棟を達成。今期、第7期は200棟、さらには10年後には1,000棟を目指して走り続けています。
社員数も創業時の5名から今では100名を超える規模となりました。
住宅産業研究所様からは、20,000社ある住宅会社の中で成長率日本No.1という評価を、2年連続で達成させていただきました。
拠点展開も進んでいます。発祥の地である福岡に加え、現在は以下の10県に展開しています。(※記事執筆時は13県)
- 福岡県
- 埼玉県
- 千葉県
- 神奈川県
- 長野県
- 静岡県
- 岐阜県
- 愛知県(直営拠点+FC拠点)
- 大阪府(FC拠点)
- 兵庫県(FC拠点)
- 広島県
- 熊本県(FC拠点)
- 鹿児島県
施工可能なエリアを見てみる
今後は、全国47都道府県への展開を目指しています。
この全国展開の夢を見させていただけているのは、ひとえに、このチャンネルをご視聴いただいている皆様、そして実際に私たちの家で家を建ててくださったオーナー様のおかげです。
そして、本当に一生懸命頑張ってくれる社員、それを支えてくださる協力会社の皆様にも、心から感謝しております。
3.ブランド名変更に込めた思いと「感動を見つける」企業理念

「ウィズホーム」という名前には、私自身、格別の思い入れがあります。
会社員時代に担当させていただいたN様というお客様との出会いがきっかけで生まれた名前です。
ブランド名を変更することには非常に悩みましたが、この会社をさらに前に進めていくためには、「変わる」という決断が必要でした。
ブランド名は変わりますが、私たちが大切にしているミッションは変わりません。それは、「お客様と一緒の気持ちで作る感動の家づくり」です。この「感動」をさらに高めていきたい、その思いは変わりません。
私たちは2年前に、企業理念を「Move emotions. 感動を見つける」と再定義しました。
「感動を見つける」とは、お客様に感動していただき、その感動しているお姿を見て私たちも感動する、という意味です。
具体的には、お引き渡しの時にお客様に泣いていただき、そのお姿を見て私たちももらい泣きをすること。これが、私たちが目指す「感動を見つける」家づくりです。
私たちの顧客満足度の基準は非常に厳しいです。それは、お引き渡しの時に「お客様と共に泣いたかどうか」です。
泣いていただけなければ、その家づくりは失敗だと考えています。
現在、実際にお引き渡しをさせていただいたお客様の約3割の方に、お引き渡し時に涙を流していただいております。
今回のリブランディングの目的の一つは、この「感動して泣いていただく」お客様の割合を、さらに高めていくことにあります。
4.「想定外」を生み出すデザイン力への挑戦

人が感動し、涙を流すのは、多くの場合「想定外」の出来事が起きた時です。
計画通り、期待通りだったとしても、それは「満足」ではあっても「感動」には繋がりにくいと考えています。
そのため、WITHDOM建築設計では、「想定内」ではなく、「想定外」の家づくりを目指します。
この「想定内」と「想定外」の「差分」にこそ、感動が生まれると信じています。
この「想定外」の差分を生み出すために、WITHDOM建築設計はデザインにさらに力を入れていきます。これまでもデザインには注力してきましたが、これを一層強化します。
世の中の一般的な傾向として、住宅会社は性能に力を入れるとデザインが弱くなり、デザインに力を入れると性能が弱くなる傾向があります。しかし、WITHDOM建築設計が目指すのは、性能も良く、デザインも良い、最高の家づくりです。
デザインの中でも、特に私たちが力を入れていきたいのは以下の2つです。
①外観
外観は家の第一印象を決め、非常に大切な要素です。家に帰ってきた時、「自分の家が一番かっこいいな」と思えるか。それが、明日の活力に繋がる家を作りたいと思っています。
②エクステリア
これも非常に重要です。つい家本体が優先され、後回しにされがちですが、外構をしっかり作り込むことこそが、最終的に良い家づくりへと繋がると考えています。
エクステリアをしっかりデザインすることで、暮らしの中で様々な「シーン」を演出することができます。
例えば、夏にプールを出して子供を遊ばせる。
季節の良い時期にバーベキューをする。
休日の朝食を外で食べる。
お風呂上がりに夜、外でビールを飲む。
これらは簡単そうに見えて、実は非常に高いデザイン力が必要です。
しかし、こうしたシーンを演出できるようになると、日々の生活が格段に豊かになり、QOL(生活の質)が飛躍的に向上します。
WITHDOM建築設計は、暮らしを豊かにするデザインに、さらに力を入れてまいります。
そして、「感動を見つける」という企業理念をとことんまで突き詰めていく。
これが、ブランド名変更に込めた私たちの思いであり、目指す方向性です。
5.新たな旅立ちへ
ウィズホーム改め、WITHDOM建築設計として、私たちは改めてここから再出発いたします。
もし今、この文章をご覧いただいている方の中に、私たちと一緒に「感動を見つける」家づくりをしたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一緒に最高の家づくりをしていきましょう。
今後とも、WITHDOM建築設計をどうぞよろしくお願い申し上げます。